【MUSISMメモリーズ】はじめてのメモリーズ

先週の25日(土)に、記念すべき第1回目の「MUSISMメモリーズ」が無事に終了しました。

今回は東神奈川駅すぐ近くのかなっくホール・練習室にて実施しました。
定員7名の募集、無事に満席となり、混声三部での合唱練習となりました。

まずは発声練習から。
メモリーズは1回毎の募集なので、発声練習はとにかく「息」のことだけを考えてもらいます!
どうやって息を吸うのか…説明は簡単ですが、それをいついかなる時もきちんとこなすのはやはり大変です。
発声については、とにかくそれひとつだけでいいから持って帰って身につけてもらえたら、と思っています。

発声練習から流れるように音程の練習へ。
階名を使いながら耳で音程を測ります。
今回は私を含めて8人だったので、ちょうど1オクターブになるな、と思い、ドレミファソラティドを伸ばしながら重ねていきました。

ぶつかるけれどハモるような不思議な感覚。声というのは本当に面白い楽器ですね。

今回の課題曲は「大切なもの」。
この曲の調性と拍子に合わせて、リズム課題と視唱課題を用意しました。
楽譜を見て、そこからリズムやメロディが想起出来るように、という練習です。
まさにソルフェージュの練習です。

その後は楽譜を読んでいきます。
テキストを読んで、詩について想いを巡らせ、テキストと楽譜から、どのようにフレーズを作るか方向性を示していきます。

階名で曲を歌いながら、音程的、リズム的に気をつけたい場所をチェック。
歌詞に変えて歌いながら、さらにどうテキストを音楽に載せていくか考えていきます。

基本的に予習はないもの、として想定していましたが、自主的に練習してきてくださっている方が何名かいらっしゃって、想定よりスムーズに最後まで歌うことができるようになりました。

休憩なしの90分の会でしたが、皆様のおかげで楽しい練習となりました。

「気づくことが多くあった」「楽しかった」という感想をいただけて、ホッとしました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

2月、3月もそれぞれ2回ずつ予定を組んでおります。
「楽譜を読んで歌えるようになりたい方」「ソルフェージュ力を磨きたい方」「合唱曲を歌いたい方」
よかったらぜひお越しください!